読書の日記

【行ってから読むか、読んでから行くか。国立西洋美術館】美しき愚かものたちのタブロー / 原田 マハ

第161回(2019年上半期)の直木賞は大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 魂結(たまむす)び』が授賞しました。 浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描いた作品とのことで、まだ、読んでいませんがぜひ読んでみたいと思います。 さて…

【乱読日記】恋愛ものと病気ものの抱き合わせにはめっぽう弱い。- 平場の月 / 朝倉 かすみ -

2019年上半期の直木賞ノミネート作で6人全員が女性というのは、史上初めてということで話題となりましたが、その候補の一作が、朝倉 かすみさんの『平場の月』 です。 第32回山本周五郎賞も受賞している評判の作品で、50代の切ない恋愛が描かれています。 朝…

【乱読日記】タイムリープものというだけで、テンションがあがります。-リピート / 乾 くるみ -

以前、東野圭吾さんの『パラレルワールド・ラブストーリー』のことを書いた記事で、〈僕はタイムスリップもので、過去にもどって競馬で当ててお金を手に入れるというようなエピソードがあると思っていたのですが、そんなストーリーとはまったく違っていた〉…

【乱読日記】誰もが主人公。

スポンサーリンク 毎度何かと話題の大河ドラマ。来年放映せれる2020年という節目の作品が『麒麟(きりん)がくる』に決まり、キャストも続々発表されています。 大河ドラマを観ていて面白いのは、別の作品では脇役でしかない人が、時に主役として描かれると…

【乱読日記】話題の本は、割と読む派。

スポンサーリンク とりあげている本を見ていただいて察しがついている方もいるかと思いますが、割と、というか思い切りミーハーです。発売日に買うほど熱心ではなくても、話題性のある本はできるだけ早めに読んでみたいと思います。 ここ最近の話題の本とい…

【乱読日記】大長編に躊躇するジレンマ。

スポンサーリンク 大長編(複数巻)ものを読み終えた時のカタルシスは何ものにもかえがたい。それはわかっているものの、それに手を出したら最後、読み終わるまでには、相当の時間を費やすことは必然。 並行読みをしていくにあたり、あまりの面白さにそれに…

【乱読日記】暗号を読み解くように読書する。

スポンサーリンク ミステリーを読み進めるとき、このセリフはひっかかるなと思ったり、この部分はなにやら匂うなと思ったり、作者が張り巡らせた伏線に気付けるかどうかが、読む醍醐味であることは言うまでもないことですが。 その伏線がまさに暗号をとく鍵…

【乱読日記】タイトルから想像する楽しみ。

スポンサーリンク 本を選ぶとき、タイトルから内容を類推ことはよくあります。そのタイトルになぜか心ひかれた場合、手を伸ばさないわけにはいきません。 『未必のマクベス』というタイトル。このタイトルで想像できるのは「未必の故意」と当然シェイクスピ…

【乱読日記】VRはあの頃、まだまだ未来だった。

スポンサーリンク 私的に最近のニュースで感銘を受けたのが、「自宅を見たい」という緩和ケア病棟で過ごす終末期のがん患者のために、家族が360度カメラで自宅を撮影し、VRヘッドセットで体験させてあげたという記事です。 本人目線で、歩いているように、寝…

【乱読日記】読みたい本はたまっていくばかりだから。

スポンサーリンク 例えば映画化やドラマ化されると発表された本、例えばブログやツイッターによるどなたかのオススメ本、例えば日々のニュースや出来事にまつわる本、などなど。 読みたい本は毎日どんどんたまっていき、さらには古本屋をめぐってまとめ買い…

【読書の日記】42日目: 宮部 みゆき『名もなき毒』読了

スポンサーリンク 『名もなき毒』読了 宮部みゆきさんの小説は、かなりの冊数とボリュームがありますので、すべて読んでいるわけではありませんが、代表作を中心に、半分ぐらいは読めているのでしょうか。もしかしたら3分の1ぐらいかもしれません。 ミステリ…

【読書の日記】41日目: 角幡 唯介『極夜行』読了

「極夜行」 角幡 唯介 「極夜行」読了。 ノンフィクションにはある事物を丹念に取材を重ねて掘り下げていくものと、自分そのものの赤裸々な体験を綴ったものの2種類あると思いますが、これは後者のまさに命がけの冒険ノンフィクション。 地理的な未開の地は…

【読書の日記】40日目: 角幡 唯介『極夜行』読み始め

「極夜行」 角幡 唯介 「極夜行」読み始め。 YAHOO ニュースと本屋大賞がタッグを組んで今年から始まったノンフィクション大賞の第1回受賞作が、本作『極夜行』。角幡 唯介さんは元新聞記者で、チベットの秘境や北極を探検したノンフィクション作家です。 気…

【読書の日記】39日目: 平野 啓一郎『ある男』読了

「ある男」 平野 啓一郎 「ある男」読了。 なくなった男は何物だったのか、そして本物の谷口大佑はどこにいるのか。城戸の探偵ごっこのような調査により、彼らの正体はあきらかになっていく。 城戸の出自もあわせたアイデンティティや、昨今何かと話題になっ…

【読書の日記】38日目:田中修治『破天荒フェニックス』読了

「破天荒フェニックス」 田中修治 「破天荒フェニックス」読了。 ちょっと時間がかかってしまいましたが、ようやく読み終わりました。 ネタバレをするつもりはありませんので、感想だけ。 後半の一文、 「ハハハ。それにしても、また大ピンチ到来かー。もう…

【読書の日記】37日目: 平野 啓一郎『ある男』読み始め

「ある男」 平野 啓一郎 「ある男」読み始め。 気になっていたこの本、ようやく読み始めました。序盤冒頭のあらすじのみ書き記したいと思います。 序 この物語の主人公「城戸さん」と小説家の私が、バーで出会うところから始まる。 彼は自己紹介するも名前も…

【読書の日記】36日目:田中修治『破天荒フェニックス』読み始め

「破天荒フェニックス」 田中修治 「破天荒フェニックス」読み始め。 すごい人気のこの一冊、随分評判がいいので遅ればせながら、読み始めてみました。池井戸潤さんの小説の実話版のようなものということを何かで読み、これは読まずにいられないと思いました…

【読書の日記】35日目: 三浦しをん『愛なき世界』読了

「愛なき世界」 三浦しをん 「愛なき世界」読了。 すっかり読むのに時間がかかってしまったが、ようやく読み終わりました。 5章からなるうち、1章までは前回、書き記しておきました。 まず、タイトルの「愛なき世界」とは、植物の世界のことです。第1章で大…

【読書の日記】34日目: 三浦しをん『愛なき世界』読み始め

読んでいる本。 「愛なき世界」 三浦しをん 「愛なき世界」読み始め。 平野啓一郎さんの流れで『ある男』を読もうとしていたものの、『愛なき世界』が周りの評判を聞くとかなりの好評を得ているようですので、またまた寄り道してしまいました。 この本、装丁…

【読書の日記】33日目: 平野 啓一郎『ドーン』読了

読んでいる本。 「ドーン」平野 啓一郎 「ドーン」読了。 文庫本で解説まで含めて、653頁。なかなかのボリュームで久々にしびれました。 この作品、単行本が出たのは2009年、文庫化されたのが2012年。作品の舞台が2033年という近未来SF小説です。近くて遠い…

【読書の日記】32日目: 東野圭吾『沈黙のパレード』読了

読んでいる本。 「ドーン」平野 啓一郎 「沈黙のパレード」東野圭吾 「沈黙のパレード」読了 ガリレオシリーズの中でも特に評価の高かった「容疑者Xの献身」。それを彷彿とさせる、事件の裏の裏にまで隠された真実を知るにいたり、始めは面白いながらもこん…

【読書の日記】31日目: 東野圭吾『沈黙のパレード』読み始め

読んでいる本。 「ドーン」平野 啓一郎 「沈黙のパレード」東野圭吾 「ドーン」 途中ですが、ちょっと浮気してしまっています。引き続き、並行して読みます。 ドーン (講談社文庫) posted with ヨメレバ 平野 啓一郎 講談社 2012-05-15 Amazon Kindle 楽天ブ…

【読書の日記】30日目: 『あの映画みた?』読了

読んでいる本。 「ドーン」平野 啓一郎 「あの映画みた?」井上荒野×江國香織 「あの映画みた?」読了 私的な備忘録 パート1の続き 「食べもの」 作家さんというのは、本当に細かいところまで覚えているものだと感心(もちろん見直しているからだとは思いま…

【読書の日記】29日目: 『ヤタガラス』読了、からの平野 啓一郎さん

読んでいる本。 「ドーン」平野 啓一郎 「あの映画みた?」井上荒野×江國香織 「下町ロケット ヤタガラス」池井戸 潤 「下町ロケット ヤタガラス」読了。 ネタバレをするつもりはありませんので、各章を読み終わったときの気持ちだけ。 第7章 視察ゲーム 敵…

【読書の日記】28日目: 読み始めた本「あの映画みた?」

読んでいる本。 「あの映画みた?」井上荒野×江國香織 「下町ロケット ヤタガラス」池井戸 潤 「あの映画みた?」を読み始めました 最近ほとんど、映画が観れていません。観たい熱を上げるためのきっかけに、と手にとった一冊。 三十年来の仲良しだという作…

【読書の日記】27日目: 「学びを結果に変えるアウトプット大全」読了。

読んでいる本。 「下町ロケット ヤタガラス」池井戸 潤 「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑 「学びを結果に変えるアウトプット大全」読了。 自分の備忘録。 CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力 この章の項目は、60から80まで。 「行動する…

【読書の日記】26日目:アマゾンランキング1位(先日)の「プチ哲学」を読んでみた

読んでいる本。 「プチ哲学」佐藤 雅彦 「下町ロケット ヤタガラス」池井戸 潤 「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑 「プチ哲学」読了。 先日、いつもの習慣でAmazonランキングを眺めていると、なぜか新刊でもない、この一冊が1位になっていた。…

【読書の日記】25日目:下町ロケット ゴースト/学びを結果に変えるアウトプット大全

読んでいる本。 「下町ロケット ゴースト」池井戸 潤 「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑 「下町ロケット ゴースト」読了。 ラストまでは、一気に読みました。ドラマが始まる直前でネタバレはしたくありませんので、心に残ったセリフの部分だけ…

【読書の日記】24日目:「下町ロケット ゴースト」中盤へ

読んでいる本。 「下町ロケット ゴースト」池井戸 潤 「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑 「下町ロケット ゴースト」ようやく中盤。 ちょっと読むペースが落ちてきていますが、少しずつ読んでいます。 第3章 挑戦と葛藤 第2章の相手にとりあえ…

【読書の日記】23日目:「下町ロケット ゴースト」読みはじめ。

読んでいる本。 「下町ロケット ゴースト」池井戸 潤 下町ロケット ゴースト 「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑 学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books) 「下町ロケット ゴースト」読みはじめ。 自他ともに認めるミーハー気質…

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