【オススメアーティスト ディスコグラフィ-待望の来日公演 2019年11月に東京・大阪にて開催!-】マムフォード・アンド・サンズ (Mumford & Sons)

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マムフォード・アンド・サンズ ディスコグラフィ

2007年にイギリス・ロンドンで結成された4人組のロックバンド、マムフォード・アンド・サンズ

 

そのバンドスタイルは、1st、2ndアルバムでは、ギターやマンドリンバンジョーアコーディオンなどフォーキーな楽器を激しくかきならす独特なスタイルで、どこか懐かしいようで新しい、鮮烈なイメージで登場してきました。

 

1stアルバム『Sigh No More』はプロデューサーにアーケード・ファイア、コールドプレイなどを手がけたマーカス・ドラヴスを起用し、全世界で800万枚以上という驚異的な売り上げを記録。グラミー賞やNMEアワードの最優秀新人賞にノミネート、続く2ndアルバム『Babel』はグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞しました。

 

3rdアルバム『Wilder Mind』は、そんなフォークロックスタイルに別れをつげ、エレクトリックなメジャー感のあるサウンドに変貌をとげました。ややもすると凡庸ともいえるそのサウンドは賛否のある出来となってしまった感は否めませんでした。

 

それでも、4thアルバム『Delta』ではその過去3作のいいところを融合させたようなスケールの大きい傑作で、まるで壮大な映画のサウンドトラックを聴いているかのようにドラマティックな曲から繊細なアコースティックな曲まで幅広く楽しめます。

 

そんな傑作4thアルバムをひっさげて、2019年11月に6年ぶりとなる待望の来日公演が大阪と東京にて開催が決定しました!

 

eplus.jp

 

t.pia.jp

 

英米でのスタジアム級の人気に比べると日本での知名度はまだまだのような気がしますが、ライブ演奏の迫力には定評のある彼らのパフォーマンスは見逃せません。

 

(インディーズやミニアルバム、ベストアルバム、ライブアルバムを除く) 

 

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1.Sigh No More 発売年:2009年

 

2.Babel 発売年:2012年

 

3.Wilder Mind 発売年:2015年

 

4.Delta 発売年:2018年

 

 

 

ぜひ、チェックしてみてください。

 

【サントラ 私的名盤】第10回:はじまりのうた BEGIN AGAIN

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映画を観ていて音楽が印象的な場合は、ついついサントラ(サウンドトラック)も気になります。映画のためのオリジナルスコアしかり、映画のために寄せ集められた楽曲群もしかり、そのセンスは映画の出来不出来にも直結していると個人的に思います。

そこで、お気に入りの私的サントラの名盤と思うものをご紹介していきます。

 

第10回:はじまりのうた BEGIN AGAIN/監督:ジョン・カーニー


はじまりのうた BEGIN AGAIN [Blu-ray]

 

ストーリー

ライブハウスで引き語りで歌うグレタ(キーラ・ナイトレイ)をたまたま見かけた音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)は彼女の才能に目をつける。

彼はここ数年間プロデュースできずに、もともと彼が立ち上げたレーベルをクビになった直後のことだった。

そして、彼女もまた売れっ子ミュージシャンの元彼デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られた直後だった。

スタジオを借りるお金がない彼らは、路地裏、ビルの屋上、地下鉄のホームとニューヨークの街角でレコーディングを開始する。

監督は『ONCE ダブリンの街角で』や『シング・ストリート 未来へのうた』など音楽を題材にした映画を得意とするアイルランドのロック・バンド「ザ・フレイムス」のベーシスト、ジョン・カーニー。

主演のマーク・ラファロは、アベンジャーズシリーズのハルク役でもおなじみですね。

 

サウンドトラック


はじまりのうた-オリジナル・サウンドトラック

 

マルーン5アダム・レヴィーンが歌う「ロスト・スターズ」。

この1曲で、このサントラの元がとれてしまうほどの大名曲ですが、本編ラストで歌われるライブ・シーンはまさに鳥肌モノ。

さらにアップテンポにアレンジされたイントゥ・ザ・ナイトMixとキーラ・ナイトレイが歌うバージョンも収録。(劇中ではグレタが作曲したという設定)

アダム・レヴィーンの歌っている曲はどれも素晴らしいので、マルーン5もこんな感じに戻ってほしいと思うのですが。

 

ダンの娘バイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)がレコーディングに参加し、下手なギターながらエモーショナルにギターソロを奏でて、皆が賞賛したシーンが印象的でしたが、その「テル・ミー・イフ・ユー・ワナ・ゴー・ホーム」もオリジナルに加え、劇中バージョンも収録されていて、そのシーンを思い出させてくれます。

キーラ・ナイトレイの歌をうまいととるかどうかは人それぞれですが、キュートな歌声で曲がヴァラエティに富んでいて好感が持てます。

 

欲をいえば、劇中ダンとグレタがお互いの好きなプレイリストを一緒に聴くシーンがありますが、そこで流れるスティービー・ワンダーの「For Once In My Life」、フランク・シナトラの「Luck Be A Lady」、映画「カサブランカ」でドーリー・ウィルソンが歌う「As Time Goes By」が収録されていてほしかったなと思い、個人的には残念でした。

 

楽曲リスト

01. ロスト・スターズ / アダム・レヴィーン

02. テル・ミー・イフ・ユー・ワナ・ゴー・ホーム / キーラ・ナイトレイ

03. ノー・ワン・エルス・ライク・ユー / アダム・レヴィーン

04. ホーニー / シーロー・グリーン

05. ロスト・スターズ / キーラ・ナイトレイ

06. ア・ハイヤー・プレイス / アダム・レヴィーン

07. Like A Fool [Explicit] / キーラ・ナイトレイ

08. ディド・イット・エヴァー・クロス・ユア・マインド (デモVersion) / セシル・オーケストラ

09.ウィメン・オブ・ザ・ワールド(ゴー・オン・ストライク!) / シーロー・グリーン

10. カミング・アップ・ローゼス / キーラ・ナイトレイ

11. イントゥ・ザ・トランス / セシル・オーケストラ

12. ア・ステップ・ユー・キャント・テイク・バック / キーラ・ナイトレイ

13. ロスト・スターズ(イントゥ・ザ・ナイトMix) / アダム・レヴィーン

14. ザ・ルーフ・イズ・ブローク (デモMix) / セシル・オーケストラ

15. テル・ミー・イフ・ユー・ワナ・ゴー・ホーム (ルーフトップMix) [feat. ヘイリー・スタインフェルド] / キーラ・ナイトレイ

16. インティミデイテッド・バイ・ユー / セシル・オーケストラ

 

 

 映画をご覧になって、サントラもぜひチェックしてみてください。

【私的オススメ ミステリー小説】ラットマン / 道尾 秀介

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道尾秀介さんといえば、大のロック好きとしても知られています。

 

特にメタリカが好きで、ギターはほとんどの曲を弾けたほどの腕前だとか。

 

そんなロック好きの道尾さんがロック(バンド)を題材に取り入れたミステリー小説がこの「ラットマン」です。

 

ラットマン / 道尾 秀介

 

 

あらすじ

主人公は、アマチュアロックバンドのギタリスト。

 

高校時代に結成し、結成14年となる。

 

彼は家庭で不幸な事件を経験していて、それが今もトラウマのようになっている。

 

恋人はバンドの元ドラマーで、その恋人は彼らが通うスタジオで働いている。

 

そして現在は彼女の妹がそのバンドのドラムをつとめている。

 

そんな彼はその妹を好きになってしまい、関係を持ってしまう。

 

しかし恋人には妊娠していると告げられる。それは本当に彼の子なのか?

 

そんなある日、スタジオの練習中に事件が起こる。

 

 

 

感想

彼らはコピーとオリジナルの半々のアマチュアバンドです。

 

そのコピーしているバンドはエアロスミス

 

そして、作品中取り上げる曲は1975年に発売された3rdアルバム『Toys in the Attic(邦題:闇夜のヘヴィ・ロック)』から「Toys in the Attic」と「Walk This Way」。

 

このアルバムにはさらに代表曲のひとつ「Sweet Emotion」や初期エアロスミス屈指の名バラード「You See Me Crying」を含み、エアロスミスで避けては通れない名盤中の名盤です。

 

「Toys in the Attic」をもじってミステリーの小道具として演出したり、練習スタジオの様子を詳細に描いたりとロック好きにはたまらない作品です。

 

そんな中で、もっとも印象に残った部分は、彼がコピーバンドという物真似バンドをつづけている虚しさを、スタジオのオーナーにこぼしたときに言われた言葉です。

 

いわく、

「人生は芸術作品の模倣である」

 

そして、その真似をすることにどんな意味があるのかという問いに、

 

「真似は個性を身につけるための手段だから」

と答える。

 

さらにその個性とは、

「個性ってのはさ、何かを一生懸命に真似しないと、手に入れることなんて絶対にできないんだよ。はじめから独自のものを目指そうたって、そんなの上手くいくはずがない。音楽だって、絵だって、人生だってそうさ」

 

その言葉を読み、きっと道尾さんもそうやって独自のスタイルを身につけられたんだろうなと、重みが感じられました。

 

ストーリーは、多少陰惨な部分があり、いわゆる「イヤミス」という部類に入りますが、大どんでんがえしにつぐ大どんでんがえしで、人の思い込みをうまくついて、だまされること必至です。

 

ちなみに「ラットマン」というタイトルですが、決して、ヒーロー物が出てくるようなものではありません。(最初、読む前は何かそういうふうなものかなと思っていました)

 

認知心理学で、あるふうに見ればネズミに見えるけど、別の見方をするとおじさんに見えるというだまし絵のようなもので、一度そう思い込むとそのように見てしまうというところを、ストーリーの重要な部分でうまく生かしています。

 

 

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