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【読書の日記】17日目:ようやくカズオ・イシグロ「忘れられた巨人」を読み始める

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ようやくカズオ・イシグロ忘れられた巨人」を読み始める

読んでいる本。

「空白の五マイル」角幡唯介

忘れられた巨人カズオ・イシグロ

 

「空白の五マイル」第1章は、人跡未踏のツアンポー峡谷を過去に目指した人たちの記録をたどります。あるものは、あまりにも遠く近づきがたく断念したもの、またあるものは滝を目指す最奥の村に到達した。そしてその頃はまだ、その奥に大滝があるだろうと、伝説のように推測の域を出ていなかった。そしてさらにその先を目指すもの。

彼らがその先を目指す、目にしていない残りの五マイル、そして現代まで残った最後の地理的空白部、それを「空白の五マイル」と呼んだ。

第2章からは、いよいよ著者がツアンポー峡谷を目指します。

 

昨年ノーベル文学賞を受賞し、沸きに沸いたカズオ・イシグロさんの作品。受賞前から読んでいたのは、「日の名残り」と「わたしを離さないで」の2作品でした。受賞とほぼ同時期に文庫化された忘れられた巨人はすぐに購入したものの、読むタイミングを逃し、受賞から寝かせること約1年、やっと読み始めることにしました。

日の名残り」も「わたしを離さないで」も実は先に知ったのは映画の方で、原作を読んだのはその後でした。「日の名残り」は、名優アンソニー・ホプキンス主演で、個人的には心に沁みる大傑作でした。「わたしを離さないで」は、劇場で観ましたが、衝撃的でした。さらに、綾瀬はるかさん、三浦春馬さん、水川あさみさんのキャストでドラマ化もされましたので、ご存知の方も多いと思います。

さて、冒頭読み始めてみましたが、謎が謎を呼び、なんのことだか意味深な感じが続き、さっぱり頭が追いつきません。時代も背景も、状況もなんだかよくわからない。サクソン人という名称が出てくるところからするとどうやら中世のイギリスなんだろうという程度で、ファンタジーなのかミステリーなのかもよくわからない。

原因がわからないが、どうやら村の人はみんな物忘れをしている。その度合いといえば、あんな人がいた、こんな人がいたとある人は覚えていても、そんな人いた?というような状態の物忘れ。さらに主人公の老父婦は自分たちの息子のことすら、どんなだったかよくわからない。その息子は自分たちの村を出て行ってしまっている。その理由もわからない。

つまり、主人公自体が状況が何が何だかわかっていないのだから、読者の自分がわかるわけもない。

そして、彼らはその息子を探す旅に出る。

わからない状態を楽しみながら、読み進めたいと思います。

 

 

 

 

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