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【うちの子に読ませたい 私的名著】1冊目:君たちはどう生きるか/吉野源三郎

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自分にとっての名著とは

自分にとっての名著とは、意識を変えてくれる原動力となるもの、将来後悔しないように気づきを与えてくれるものと考えています。

例えば、よく目にするのが「学生の時に読んでおけばよかった」などという後悔の言葉。本当によくわかりますし、苦手意識のあるものも何らかの方法で改善しなければそのまま苦手なまま過ごしてしまいます。

もちろんそれを受け入れるかどうかは子供次第で、ないよりはあった方がいいというレベルの話ではありますが、そんな気づきや苦手意識などを本で多少でも克服できるきっかけになればと個人的に思い、自分の子に勧める気持ちで私的名著をご紹介したいと思います。 

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1冊目:君たちはどう生きるか/吉野源三郎

第1冊目は、なんといっても昨年大ブレークしたこの本です。今更自分がオススメするのも気が引けますが、大人になってから読んで、学生の時に読んでおけば良かった本、私的第1位です。とは言っても自分はマガジンハウス版は読んでいないので、やはり岩波文庫版をとりあえずオススメしたいと思います。(もちろん子供が興味を持ちやすい、マンガ版でも全然いいと思いますが、岩波文庫の教養を感じる部分が個人的に好きです。)

この本には、「ものの見方」や「社会の構造や関係性」などを考えるヒントがいろいろ書かれていますが、自分が子供に読んでもらいたい一番のポイントは、なんといっても罪悪感の部分です。必ずいつか訪れる(自分にとっては何度も訪れた)罪悪感にさいなまれた時に、自分をごまかさず、正しく行動できる思考を身につけてほしいと思うからです。

自分はこの本を読んだとき、過去に罪悪感を感じた時の自分を振り返り、ごまかして後々まで後悔したことを思い出しました。また、うちの子供は現在3歳ですが、3歳にしてすでに、後ろめたいことがあると「お母さんには内緒にしておいてね」というようなことを口にすることがあります。今はまだしょうがないと思い、「そういうことは正直に話そうね」と、やさしく諭したりしますが、こういうことは親や先生に説教として言われても、はっきり言って耳をすり抜けてしまいますよね(自分はそうでした)。

この本はそういった意味で、すごく自分ごととして身につまされます。そしてそのような局面がきた時に正しく行動できるヒントになるのではないでしょうか。

 

 というわけで、うちの子にいつかこの本を勧めてみたいと思います。

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