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【エリオット・スミスの遺伝子】第3回:ジュリアン・ベイカー

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エリオット・スミスの遺伝子

アーティストの中でもっとも好きといっても過言ではない、孤高の天才シンガーソングライター、エリオット・スミスElliott Smith)。

この人の新しい曲を聴きたいと思っても今はもう叶いません(未発表が出てくれば別ですが)。2003年に34歳の若さで亡くなってしまったからです。あの時の衝撃、今思い出しても悲しくなります。

でも、そんなエリオット・スミスに影響を受けたかどうかは別として、彼の音楽性や声、アティチュードに通じるものを感じるフォロワー・アーティストは数多くいます。(少なくとも自分の耳にそう聴こえるということですが。)

そこで、彼のご紹介はもちろん、フォロワーと思われる、まさに「遺伝子」を受け継ぐアーティストを独断と偏見でご紹介していきたいと思います。中には全然違うんじゃない?というのも出てくるかもしれませんが、あくまで自分の中でそう感じたアーティストだということでご容赦ください。

 

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第3回:ジュリアン・ベイカ

この企画、まさに彼女を紹介したいと思い、始めたようなものです。

満を持してご紹介する、いまもっとも注目を集める女性シンガー・ソングライターといっても過言ではないアメリカ・メンフイス出身のジュリアン・ベイカー(Julien Baker)です。

若干18歳でデビューアルバム「Sprained Ankle」を2015年にリリースし、アコースティックサウンドで、静かではあるが痛々しいまでにエモーショナルに歌い上げるその楽曲に胸をわしづかみされます。あれの依存や交通事故による瀕死体験や自身のアイデンティティの苦悩や葛藤をを生々しく曲にこめたそのアルバムは注目を集め、その年の音楽メディアで年間ベストにも選出されています。

さらに2017年、21歳となって発売された2ndアルバム「Turn Ont The Lights」は、1stアルバムでは抑えれていた感情が爆発したかのように、サウンドに鬼気迫る迫力を増し、心の叫びっぷりが半端ないです。

 


Sprained Ankle [帯解説・歌詞対訳 / 国内仕様輸入盤CD] (OLE11193)
 

 


TURN OUT THE LIGHTS [帯解説 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (OLE13032)
 

 

では、どの辺がエリオット・スミスの遺伝子なのか?

当然女性なので声が似ているわけでもないのですが、楽曲に共通点があるとすれば、アコースティックサウンドが近いというぐらいのものです。でもこのエモっぷり、精神性はまさにエリオット・スミスに通じる繊細さ、脆さのようなものを感じて心を打ちます。

別の機会にあらためてご紹介しますが、実はエリオット・スミスのトリビュートアルバム「Say Yes! A Tribute to Elliott Smith」でも「Ballad Of Big Nothing」をカヴァーしていますので、その影響をもろに受けていることは間違いありません。

 

 

エリオット・スミスの遺伝子】その他の記事はこちら

【エリオット・スミスの遺伝子】第0回:エリオット・スミス

【エリオット・スミスの遺伝子】第1回:ジェフ・ハンソン

【エリオット・スミスの遺伝子】第2回:マシュー・ジェイ

【エリオット・スミスの遺伝子】第4回:トモ・ナカヤマ

【エリオット・スミスの遺伝子】第5回:スパークルホース

【エリオット・スミスの遺伝子】第6回:公衆道徳

 

 

ぜひ、その魅力を感じてください。次回も次なる「遺伝子」、チェックしてみてください。

 

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