読んでいる本。
「下町ロケット ゴースト」池井戸 潤
「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑
「下町ロケット ゴースト」ようやく中盤。
ちょっと読むペースが落ちてきていますが、少しずつ読んでいます。
第3章 挑戦と葛藤
第2章の相手にとりあえず、コンペに参加させてもらえることに。どんなチームで誰が指揮をとるか。難問を前に頭を抱える社員たちにかける佃社長の一言、
「苦労もなくさっさと作れちまうものに、何の価値があるんだよ。(中略)簡単に出来るものを作ったところで嬉しくもなんともないだろ。オレたち自身が、すこいもの作っちまったぞって誇れるようなもの、一丁やってやろうじゃないか」
この心意気、そりゃ、みんな士気があがりますよね。
第4章 ガウディの教訓
当然、競合相手を意識しつつ、コストも気にしなければならない。オリジナリティを出そうと必死にもがく。昔気質のリーダーはヒントは出しても答えは与えてくれません。
でも、なんでも答えを与えてしまうのがいいとは、個人的にも思いません。まあ、程度ってあるんでしょうけど。もがいた分、いいものができるのは間違いないと思います。
ちなみに章タイトル「ガウディの教訓」のガウディとは、前作医療機器の名前。チームの技術者がかつて携わったもの。リーダーから「ガウディと向き合え」とのヒントが。
果たして、最適な答えを見つけることができるのでしょうか。
第5章 ギアゴースト
コンペの結果が出ました。果たしていい結果が出たのでしょうか。その答えとは別にあらたな試練が。
はい、お決まりの展開ではありますが、みんなが大好きなようにおそらく勧善懲悪になるのはわかっていても、試練、試練の連続ですね。そんな中でもその時々に発せられる志の高いマインドやあきらめない姿勢だったりは、やはり、身にしみますね。どちらかというと悪の方に気持ちが傾きがちなのが、世間一般の弱さだったりすると思うので、こういう本で襟を正してもらうのもいいのではないでしょうか。
今回はここまでとなります。