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【私的オススメ 読書感想文】第1回:マチネの終わりに/平野 啓一郎

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 以前読んで、心に残っている本についての私的な感想文です。極力ネタバレをすることのないようにしますので、読んだことがある方とは共感できれば、ない方は参考になるようでしたら幸いです。

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マチネの終わりに/平野 啓一郎

2019年秋、福山雅治さんと石田ゆり子さんの主演で映画化が決まっている『マチネの終わりに』。2016年に刊行され、映画ももちろん楽しみですが、本当に切なく、心に残る素晴らしい作品でした。

 

あらすじ

 日本、パリ、ニューヨークを舞台に、クラシックギタリストの主人公と海外通信社所属の女性ジャーナリストとの深く愛し合いながらもすれ違う、切ない大人のラブストーリー。

感想

一冊の本がまったく知らなかった世界の扉を開くのが本を読む醍醐味のひとつだと思う。 この本で言えば、自分にとってそれは、クラシックギターの世界。

ロック一辺倒の自分にとって、クラシックギターはどこか興味の範囲外のようなところがあり、今まで第一人者と呼ばれる巨匠の名前すら知らなかったが、読んで興味がわき、早速何枚か聴いてみると、なぜこの世界に触れてこなかったのだろうというほど素晴らしかった。

作品は多少ご都合主義な部分も感じたが、それでもまるでノンフィクションのような現実とリンクするリアルな設定と構成のうまさにただただ脱帽だった。

まさに切ない大人の恋愛小説であるが、それよりも生き方の意義というものを問われているようで、読んでいて考えさせられる部分が多々あった。 読むことができて本当に良かったと思える一冊。

 

 

気になった方は、ぜひ。

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