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【私的 90年代 洋楽ロック名盤 百選】025:マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン / 026:ハッピー・マンデーズ

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リアルタイムで聴いた90年代、2000年代、この年代であれば、自分の視点でチョイスできるのではないかと勝手に思い、「私的洋楽ロック名盤」を100枚選んでみたいと思います。

毎回、世間一般的に知られているメジャーなアーティストと、いわゆるオルタナ、インディー系などいわゆるメジャーとは一線を画するジャンルからと、各1枚ずつご紹介していきたいと思います。原則1アーティストにつき1枚(気分で差し替えてしまうかもしれませんが)とし、順不動で思いつくまま、現代の耳で聴いてもまさに名盤といえるものを私的に選んでいきます。

 

025:Loveless / マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン


ラヴレス

今回ご紹介するのは、シューゲイザーといえばこのバンド、マイ・ブラッディ・バレンタインMy Bloody Valentine)です。2013年に3rd『mbv』をリリースするまで、たった2枚しかアルバムを残していません。その2枚のうち、90年代の傑作が2nd『Loveless』です。

マイブラ(略にて失礼します)といえば、以前ご紹介したオアシス、ジザメリティーンエイジ・ファンクラブやまだ紹介していませんがプライマル・スクリームやライドなどなど、そうそうたるドル箱アーティストを抱えていたクリエイション・レコーズの所属です。

そして、このアルバムは、浮遊感ただようノイジーな轟音ギターサウンドを何十にも重ねて、けだるい男女のヴォーカルで歌われる激しくも美しいメロディーで、シューゲイザーの代名詞として、後にたくさんのフォロワーを生んだ大名盤です。

そして、練りに練られたこのアルバム、完成させては解体することを繰り返し、その費用はなんと約25万ポンド(日本円にして約4500万円)とのこと。それがレーベルを倒産寸前に追い込んだひとつの要因と言われています。

そういった内容と背景とともに重みを感じさせる一枚です。

 

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026:Pills 'n' Thrills and Bellyaches / ハッピー・マンデーズ


ピルズ・ン・スリルズ・アンド・ベリーエイクス

そしてもう一方は、ハッピー・マンデーズHappy Mondays)です。ジョイ・ディヴィジョンニューオーダーが所属した伝説のインディー・レコード・レーベル、ファクトリー・レコード所属でした。(マイケル・ウィンターボトム監督による『24アワー・パーティー・ピープル』でレーベルの盛衰が描かれているのでこちらもオススメです。)

80年代後半から90年代にかけて、ストーン・ローゼズニュー・オーダーらとともにマッドチェスター・ムーヴメントを盛り上げた中心バンドの一つで、90年代には2枚のアルバムを残しています。(EPやライブ盤等を除く)

  • Pills 'n' Thrills and Bellyaches〔1990〕』3rd
  • Yes Please〔1992〕』4th

私的名盤としては3rd『Pills 'n' Thrills and Bellyaches』を選びたいと思います。

ハッピー・マンデーズといえばダンスビートにのせて、どこかミック・ジャガーを思わせれる少し調子外れともいえるヴォーカルで歌い上げるのが魅力で、バンド名から能天気なイメージを感じるかもしれませんが、私的にはサイケ調な明るい部分もありつつ、全体的に陰りというか憂いがあり、そのグルーヴ感がたまらなくかっこいいです。

そして、4枚目のアルバム製作時に、ヴォーカルのショーン・ライダーがドラッグに溺れていたことからジャマイカで録音し、その制作費がものすごくかかり、こちらもまたレーベルを倒産に追い込む要因を作ったといわれています。

ストーン・ローゼズらの陰に隠れた感がありますが、実はレディオヘッドトム・ヨークやブラーのデーモン・アルバーンらもリスペクトを公言しているといいますので、重要バンドであったことは間違いありません。

 

ということで、二大音楽レーベルを倒産に追い込んだ2バンドでした。それぐらい、こだわりが強く、破天荒だったということでしょうか。

 ぜひ、聴いてみてください。次回も次なる「名盤」、チェックしてみてください。

【私的 90年代 洋楽ロック名盤 百選】前後の記事はこちら

【私的 90年代 洋楽ロック名盤 百選】023:スマッシング・パンキンズ / 024:ジェームス・イハ

【私的 90年代 洋楽ロック名盤 百選】027:ボン・ジョヴィ / 028:マシュー・スウィート

 

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