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【私的オススメ 読書感想文】第4回:誰が音楽をタダにした?--巨大産業をぶっ潰した男たち/スティーヴン・ウィット

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 以前読んで、心に残っている本についての私的な感想文です。極力ネタバレをすることのないようにしますので、読んだことがある方とは共感できれば、ない方は参考になるようでしたら幸いです。

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誰が音楽をタダにした?--巨大産業をぶっ潰した男たち/スティーヴン・ウィット

この本は本当に読んでいて興奮しました。タイトルだけを見て読むまではナップスター周辺の話ぐらいだけかと思っていたら、とんでもない内容でした。

 

あらすじ

CDからダウンロード販売、定額制ストリーミング配信までの道のり。mp3開発者、海賊行為をする人、アーティストを売り出すレーベルのCEO、これら3者がまじわる驚愕のノンフィクション。

感想

mp3を発明した技術者がどんな想いで発明し、どんな闘いをしいられるか。音楽業界を牛耳る大手レコード会社CEOがどのように利権を保つか。田舎の工場で発売前のCDを労働者がどうやって盗み、お金を稼いでいくか。

各章ごとに入れ替わりにストーリーが展開され、それぞれの思いや背景が群像活劇として描かれていく。

それが小説よりも小説らしい実話なのだから、面白くないわけがない。

それにしても、よくこれほど当事者に話がきけたものだと感心してしまう。訳もこなれていて、一気に読みきった。

自分を含めて、おそらく今ストリーミング配信の恩恵にあずかっている誰しもがこの話の中の当事者だろう。

映画化したら、絶対おもしろいだろうし、絶対観たい。映像がすでに目に浮かぶ。

 

気になった方は、ぜひ。

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