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【読書の日記】34日目: 三浦しをん『愛なき世界』読み始め

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 読んでいる本。

「愛なき世界」 三浦しをん


 
「愛なき世界」読み始め。

平野啓一郎さんの流れで『ある男』を読もうとしていたものの、『愛なき世界』が周りの評判を聞くとかなりの好評を得ているようですので、またまた寄り道してしまいました。

この本、装丁の美しさと本を開いて細胞のような半透明のペーパーにまず魅了されてしまいました。

5章からなる物語、まだまだ読み始めたばかりですが、1章の途中までカンタンなあらすじを備忘録として書き記します。

 

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東京都文京区にある洋食屋「円服亭」。店主の円谷とそこに住み込みで働く見習いの若者、丸藤が主人公。頑固な感じながら人情味あふれる店主とちょっと抜けたところがある若者との会話が軽妙で、すでに面白い。

洋食屋と銘打っているものの中華もあればさんま定食もあり、カオスなお店ながら、味は若者が惚れ込んでやっと働かせてもらえるようになっただけあって美味しく、町の人気店。その店の近くにはT大があり、その常連の見た目が殺し屋のようなT大教授が、最近はじめたばかりの出前サービスを利用してくれたのが、導入部分となります。

その出前を持っていくとそこにいたのが植物学の研究をする大学院生の本村さんたち。葉っぱの気孔柄や松茸がプリントされた服を着るようなちょっと変わったところがありますが、仕事の休憩時間をぬって植物(シロイヌナズナ)の葉っぱの説明を聞いているうちに青年は一目惚れ。

わりとがっつり植物の研究について専門的に説明されていきますが、青年の感心した部分にすごく共感、グッときました。

生まれてから死ぬまでの限られた時間のなかで、金もうけをしたいとか、人助けをしたいとかなら、まだ想像の範囲内だ。だけど、「真理の探究」を選び、志すひともいる。損得も、意味とか無意味とかも超え、ただ「知りたい」という情熱に突き動かされているひとがいる。それってすごいことだ、と藤丸は思った。

そして、ついつい思い余って告白してしまいますが、さてどうなることか。

続きを読み進めたいと思います。

 

 
 

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