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【読書の日記】36日目:田中修治『破天荒フェニックス』読み始め

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「破天荒フェニックス」 田中修治

 
「破天荒フェニックス」読み始め。

 すごい人気のこの一冊、随分評判がいいので遅ればせながら、読み始めてみました。池井戸潤さんの小説の実話版のようなものということを何かで読み、これは読まずにいられないと思いました。

物語は、2008年2月、小さなデザイン会社を経営している若干30歳の田中修治さんが、倒産しかけているメガネチェーン「オンデーズ」を買収するというところから始まります。

はじめは依頼され、自分のネットワークを駆使し、知人の経営者たちに売却の仲介し、手数料をとるつもりで動いていたのが、いろいろ調べていくうちに興味がわいてきて、自分で買収したいと思い始めました。

実際のオンデーズの状況は、年商20億の売上しかないのに、負債が14億も抱えているという状態。つまり買収したと同時に14億の借金を背負いこむということを意味しています。

でも、田中さんの考え方は違います。20億も売上があるという方に着眼します。そんな『毎年20億の価値を創り出す会社』をたった3千万で手に入るのだから、と。

ここまでが第1章。

第2章以降、次々と困難な状況にみまわれると同時に、改革をはじめていきます。

実際の財務状況は想像以上に厳しく、一緒にCFOとして協力する奥野さんは銀行とのやりとりに悪戦苦闘し、経営は一月毎に綱渡り状態。社内には反対勢力もあり、そこともぶつかりあいながらも、全国の各店舗を自らまわり、社員と飲んで意見を吸い上げる努力を重ねる。

まず、たどりついた答えは各店舗が一日たった1本多く売ればいいということ。

年間の売上は20億。一ヶ月にすると約1億6千万。一日にすると、30日として約530万、さらにそれを58店舗で割ると一店舗あたりは、約9万円と以外に少ない。客単価は約1万円だから、客数にして約9人。『この会社を再生させる為に、あと20億円の売上を上げましょう』といわれても思考停止するだけだけど、スタッフのみんなが『あと1本売ろう』と頑張れば、実はその売り上げに到達するのだという。

なんだか、とても説得力がある。

そして、反対する社内を説得するためにも、自らが手がけた新店舗を立ち上げ、証明してみせようとうするが、さてその結果はどうなるでしょうか。

まさに破天荒ではありますが、やってることは実に理にかなっていることばかり。すごいです。まだまだ、序盤ですが、本当に面白く、続きが気になります。

 

 
 

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