【乱読日記】話題の本は、割と読む派。

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とりあげている本を見ていただいて察しがついている方もいるかと思いますが、割と、というか思い切りミーハーです。発売日に買うほど熱心ではなくても、話題性のある本はできるだけ早めに読んでみたいと思います。

ここ最近の話題の本といえば、あの人の本です。

7月から始まるTBSの日曜劇場でドラマ化の原作といえばもうおわかりでしょうか、そうです、池井戸潤さんの『ノーサイド・ゲーム』です。

www.tbs.co.jp

今年日本ではじめて開催されるラグビーのW杯を9月に控え、そのモチーフが企業のラグビー部ということもあり、なんだか狙いすました感がなくもありません。そして、企業のスポーツものといえば、同じTBSの日曜劇場でドラマ化された社会人野球部チームの存続を描いた『ルーズヴェルト・ゲーム』を彷彿とさせますし、ある意味「ゲーム」シリーズとでも言えるのでしょうか。

つまり、ひとつの鉄板のパターンを手を変え、品を変えた作品であるということは疑いの余地はありません。とはいえ、ドラマが始まれば、手に汗をにぎる面白い作品になることは必然です。

では、ドラマ化を待てば、読む必要はないのではないか、という方も多くいると思いますし、読んでしまったらドラマは楽しめないのではないかとも思いますが、前作の『下町ロケット』の際も、先に本を読み、その後ドラマを観ましたが、ストーリーの展開にこそ違いはないものの、ディティールや演出の違い、そして何より活字と芝居の違いで、どちらもしっかり楽しむことができました。

今回は刊行前にドラマ化が発表されるというドラマ化ありきのような部分もありますので、読む際にある程度役者の顔を想像しての読書ということになります。

まだまだ、読み始めたばかりで、結末はわかりませんが、想像がある程度ついてしまうのが池井戸作品の良し悪しでもありますが、それは抜きにして、冒頭からこの先の悪戦苦闘を予感させます。

舞台は自動車メーカー、トキワ自動車。これがどこをモデルにしているかはあえて触れませんが、ラグビー部を持つ自動車メーカーは実際にありますので、ある程度想像してしまいます。

常務取締役に結果的に盾をつくような形で経営戦略室から左遷人事で、横浜工場総務部へ。横浜工場総務部は同時に社長肝いりでもあるラグビー部のゼネラル・マネージャーを務めることにもなる。

ひたすらラグビーを信奉する社長、コストとしかみない常務取締役。ラグビー素人のゼネラルマネージャーと、赤字のラグビー部をどう素人が手腕を発揮するか、といったところの冒頭です。

特にゼネラルマネージャーがチームを再建するようなストーリーは実話でもある『マネー・ボール』をはじめとして、ワクワクするテーマでもありますので、続きに期待感が高まります。

ノーサイドとは、ラグビー用語で「試合が終わること」。ラグビーは激しいスポーツながら紳士のスポーツで、試合が終われば敵味方関係なく、お互いの健闘をたたえあうという精神が尊重されています。

果たして、結末も敵味方をたたえあうようなノーサイドとなるのでしょうか。

 

 

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